防水工事・塗装工事の業者選びについて

Waterproof and Painting Design and Work Protection for Building

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防水改修工事専門
大和工機株式会社
since 1955


愛知県名古屋市千種区今池4−7−29
TEL 052−741−2155
FAX 052−741−2156

活動エリア:愛知県

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このページは一般の方が塗装工事や防水工事を業者に依頼する際に一番問題となる業者選びの点で役立つ情報を提供できれば、と考え作成しました。 当社のPRページではありませんから気軽に参考にしてください。
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まずは工事内容にあった業者を選びましょう


塗装工事
・高層ビルや分譲マンションなどの大規模工事の場合
あなたが依頼しようとしている物件が高層ビルや分譲マンションの場合はゼネコンや大規模改修工事専門会社あるいは大手のビル管理会社の工事部門などに依頼したほうが無難です。 建築士事務所などに相談して工事会社を紹介してもらうのも手でしょう。(もちろんその建築士事務所に工事の仕様書の作成や監理を依頼することになります) 一般的にコストの面では高くなってしまいますが施工管理、安全性の確保、法律の遵守、財政面での安定性などでは圧倒的な安心感を与えてくれます。 もしあなたがそういった会社に知り合いがいないならば当社で紹介する事もできます。

・鉄骨造、コンクリート造の賃貸マンションや中小規模の収益ビルなどの場合

コンクリート造や鉄骨造の場合、外壁の補修やシーリングの打ち替え、注入工事など一般的な塗装工事以上の処理が必要になってきます。 またこういった作業は建築物の維持そのものに関係してくるのでいい加減な工事をすると後になって余計なコストがかかってきてしまいます。 コンクリート造や鉄骨造の場合は専門性の高い作業もできる施工業者かそういった物件を扱える工務店や建築会社を選択した方がよいでしょう。(工務店や建築会社でも木造しか扱っていない場合や鉄骨造やコンクリート造の改修工事の経験が不足している場合もありますので注意してください)

・木造の一戸建ての場合

木造の一戸建ての場合一般的な塗装工事会社に任せても大丈夫だと思います。 ただ足場をかける機会はそんなにないので各所に異常がないかのチェックや外壁ボードの打ち直し、シーリングなどをしっかりとやってもらった方が安心できます。 塗装工事会社の中には自社の作業領域以外の作業に無関心でまともな工事費用すら確保していない場合も多くあります。 塗装以外の作業もしっかりと責任をもってくれるのか判断してから依頼しましょう。

・防水工事を依頼する場合

防水工事は材料や工法を決めるだけでも専門の知識と経験が必要になってきます。 施工する職人も技術と経験が必要です。 直接雨漏りに関係してくる部分でもありますので規模にかかわらず経験豊富な業者に依頼した方がよいでしょう。 ゼネコンや建築会社なども防水工事業者に施工させるので安心ですが現場管理者が防水工事に関しての知識が不足している場合もあるので注意が必要です。


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お客さんと直に接する事ができる業者か判断しましょう


ほとんどの建築業界の業者は元請から仕事を依頼されて仕事をしています。 つまり普段はお客様と直に接する機会がないのが実情です。 話すことが苦手な人、説明のできない人、過度に神経質になってしまう人、逆に無神経すぎる人、自分のペースでしか動けない人など色々な人がいます。 普段現場で仕事をこなす上では問題がなくても、お客様と直に接するとなると双方に余分なストレスや勘違いが生じて仕事に支障が出る事もあります。 性格的に向いていない人もいるとは思いますが、ある程度は「慣れ」で解消される部分でもあるので普段から直にお客様と接している業者に仕事を依頼した方が無難かもしれません。 話し方や身なりなどである程度判断できるのではないでしょうか。

建築業者はサービス業ではないので高いレベルの接客を望むのはやめておいた方がよいでしょう。


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色々な判断基準があります。


人それぞれ価値観が違うのでここを抑えておけば大丈夫という選択方法はありません。 色々な判断基準があるので参考にしてみてください。

・建設業の許可は取得しているのか?
 
塗装工事や防水工事では500万円以下の工事の場合は建設業の許可が必要ありません。 悪徳リフォーム業者がはびこりやすい原因ともなっています。 取得しているからと言って大丈夫だというわけではありませんが、取得するには一定の基準を満たしていなければならず、簡単な事ではないので判断基準のひとつになるとは思います。
(塗装工事業者は塗装工事業を取得し防水工事業者は防水工事業を取得しています。 複数の専門工事業を行なっている場合は建築一式で取得している場合もあります。)


・個人で営業しているのか株式会社か有限会社か?
最近は資本金1円でも株式会社を設立できるそうです。 資本金もあわせて判断しましょう。 会社が大きければ良いというわけではないのですが簡単に始められるのも問題です。

・資格者がいるのか?

建設業でみなさんが知っているのは建築士だと思いますが、施工管理に関する国家資格である施工管理技士という資格もありますし、ちょっと変わったところでカラーコーディネーターという資格もあります。  ほとんどの業者は朝から晩まで現場で過ごし、休みも日曜日しかありません。(日曜日も出勤する事も珍しくありません)  当然資格を取るのは大変な事なので資格を持っていないから信用できないと考えるのではなく、持っていればプラスアルファになると考えましょう。  
 

・営業年数は?

長くやっていればいいわけではありませんがあまり短いと信用に足らないかもしれません。 たいていのお客様は一度工事をしてもらったら次の工事時期まで面倒をみてほしいものです。 その意味ではある程度の営業年数があった方が安心できるでしょう

・人間性は?

人の人間性を評価するのはおこがましい事ですが、単純に信用できる人かどうか、フィーリングがあうかどうかぐらいは判断基準に入れておいた方がよいでしょう。 結局はここが一番重要だと思います。

どれも判断基準のひとつなので考えを押し付けるつもりはありません。 全部を満たしているから安心というわけでもないですし、人間性の部分だけで判断するのも良いかもしれません。


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依頼する前に確認しておきましょう。



工事を実際に依頼する前にあいまいな部分を確認しておきましょう。

塗装工事で聞いておきたい点

・足場をたてるのかたてないのか?

無足場工法といって足場をたてない場合もあります。 足場がなければまともな工事をするのは困難なので基本的に足場がたてられる場合はたてましょう。 また安すぎる足場もどうかと思います。 足場が悪ければ作業に集中できない上に転落する可能性もあります。 そのような状況できっちりと作業できない職人が悪いのではなく、そのような状況で作業をさせている会社に問題があると考えるべきでしょう。 しっかりとした工事を望むならある程度しっかりした足場が必要です。

・塗装材の種類は?

ウレタン、シリコン、フッ素、光触媒など色々な種類があり、水性のものと弱溶剤のものがあります。 臭いが気になる場合やご近所の理解が得られそうに無い場合は水性の方が無難です。 弱溶剤の方が性能が良い傾向です。 水性もそれほど劣るわけではありません。 フッ素と光触媒は値段がかなり上がるので良い点と悪い点も把握してから検討した方が良いと思います。 塗装は建物の表面だけにしか影響を与えることができませんのでフッ素や光触媒を施工したからと言って次回の工事時期を大幅に引き延ばせるわけではありません。 フッ素や光触媒ではひび割れやボードの反りや雨漏りなどを防ぐ事はできないのです。 定期的に足場をかけて点検する事の重要性と合わせて検討するべきだと思います。 (フッ素や光触媒の性能が悪いわけではありません。 長寿命の部分だけに気をとられすぎないようにした方がよいということです)

・塗る回数は?

基本的に下塗り材1回と上塗り材2回が標準です。 塗装材の種類とも関わってきますが、単層弾性塗料と言って1回塗りで綺麗に仕上がるものもあります。 (各種の性能は落ちます。)

・塗装以外の部分は?

塗装作業以外にも足場をかける以上やっておきたい作業があります。 シーリング工事(サッシ廻りや目地部のゴム部の交換)やボードの補修、タイルの浮きの検査などです。 特にタイルの検査は足場がある間にお金を余分に払ってでもやってもらった方が良いかもしれません。 タイルが剥落してけが人が出てしまった時に困るのは建物の管理責任者であるお客様です。

・塗装をする範囲は?

樋や雨戸、塀などどこまで塗装するのかはっきりしておきましょう。 特に一式いくらという大雑把な見積もりの場合は解釈によっていくらでも内容を変えられるという事なので注意しましょう。


防水工事で聞いておきたい点

・既存の防水材を撤去するのか上から被せるのか?

古い防水材を撤去して新しく防水を施す方が確実性が増します。 ただ一定の条件を満たせば上から被せた方が良い場合もあります。 工事中に雨が降って新規に雨漏りが発生する場合もあるので一概に撤去したほうが良いとは言い切れません。

・防水は密着させるのか絶縁するのか?

新規に防水しようとする下地の部分(コンクリートやモルタルや古い防水材など)に水分が多く残っていると膨れの原因になります。 その場合は絶縁工法(通気工法とも言)で水蒸気を逃がす工法が適しています。 実践していない業者もあるので注意しましょう。

・排水口の処理と端部の処理は?

排水口は防水改修工事でもっとも雨漏りの原因になりやすい部分です。 中にはフ排水口のフタもとらずに材料を流し込むだけの業者もいます。 改修用の排水口を設置するなど、きちんとした処理をしてもらいましょう。 また防水の端部も工法や材料によっては重要になってきます。 あいまいな部分は質問してきっちりとしておきましょう。

・保証の年数と形態は?

保証は通常漏水が居住空間に及ぶ可能性がある場所は10年です。 そうでない場合は5年ですが、構造や電気系統の事を考えるとコストはかかりますが10年保証ができるような仕様で施工してもらった方が安心でしょう。 また保証形態も施工業者だけが保証する場合と材料メーカーも連名で保証する場合があります。 当然後者の方が安心度が高いとおもいます。 

・工事と雨漏れの関連性は?

雨漏りを直すための防水工事ならどれぐらいの可能性で直るのか聞いておきましょう。 雨漏りは場所の特定が難しく、見えない部分なので100パーセントがありません。 屋上から雨漏りしていると思っていたら実は壁からだったという事もありますし、屋上と壁の両方から雨漏りしている可能性だってあります。 業者目線では「工事が必要なぐらい劣化しているので工事は必要で妥当な金額だった」と思っていても、お客様目線では「雨漏りを直す為に工事を依頼したのに関係のないところを工事して雨漏りは直らなかった」という事になります。 業者も悪気があってやるわけではないですし、実際に工事そのものが無駄なわけではありません。 誤解を生まない為にも話を聞いておきましょう。

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